マスクをイヤがるなら「匂い」「肌ざわり」が原因かもしれません。
いよいよ7都道府県に緊急事態が発令される運びとなりました。コロナウィルスの感染の広がり方は、飛沫感染と接触感染といわれています。お子さん方が、もし、感染した場合、慣れない環境での入院や隔離が難しいケースが多く考えられますので、一層の感染予防が必要です。
クロススポーツクラブも3月は活動を自粛していました。
みんなに会えないのはとても寂しいです。
3歳から⾼校3年⽣予防への対策や留意点を教えていただきました。
手洗いをルーティン化する工夫。
お子さんが感染した場合、入院や隔離の場合、お子さんは安心できる家や家族から隔離される(特に母親から離される)場合、心理面でも大きな打撃を受ける事になります。
ですから、感染予防には一層、力を注ぐ必要があります。
クロススポーツクラブでは、日ごろから「手洗いうがい」を指導の一環としてお子さん達に伝えさせていただいております。
無意識に指を口や鼻に入れることが多いことを念頭に、手洗いの習慣をルーティン化
お子さんの中には無意識に指を口や鼻の穴に入れる子が多く、その手で様々なものを触ってしまいます。ですから手洗いはとても重要です。
お子さんの中には手洗いの重要性を理解できない場合もありますが、理解はしているけど行動に結びつける事が難しい場合があります。
手を洗う事を嫌がるお子さんの場合、「アルコール消毒」で対応する方法もありますが、今はなかなか手に入らない状況です。
自分も周囲にもコロナウィルスに感染しない、させない為にはやはり手洗いを教える必要があります。
手洗いのタイミング
➀外から室内に入るとき
②トイレのあと
③動物や虫を触ったあと
④飲食前
⑤食べ物を触る前
⑥咳やくしゃみをして手で押さえたあと
初めの段階は保護者の方の協力も必要となりますが意識させることで必ず習慣化されます。
咳エチケットに必須な「マスク」。嫌がるのは理由がある場合も
マスクを嫌がる子の中には肌触りやマスクの匂いが原因になっている事もあります。
肌触りは一般の方々にも理解できる方は多いと思いますが、「匂い」は気が付かない方もいるようです。
匂いがイヤという子には、対策を施した「布マスク」を
お子さんによっては次の日の朝までマスクの匂いが取れない。そして、翌朝になると匂いのことを思い出してできない、というお子さんがいます。
マスクを嫌がるお子さんには、洗える布マスクの方がおすすめです。
お子さんの好きなアロマなど自然の匂いをスプレーして使うのも対策の一つです。
お子さんの好きなキャラクターなどの布で作ってあげるのも、マスクをする動機付けが上がるかもしれません。
自分のペースで過ごせることに安心感が生まれている子も
コロナウィルスの影響で学校が引き続き休校になり、さぞかし保護者の方はは大変だろうと思っていました。報道では食事の世話が大変だとか、子どもが家にいてうるさいなど一般家庭の大変さが紹介されていますが、お子さんのいるご家庭では、自分で衛生管理出来る子は少ない為、この時期学校に行かせると余計に不安だという声の方が多く聞かれます。
この時期、「学校に行かない事についてわざわざ理由を考えなくていい」「誰にも何も言われない」ということで、逆に安心につながっている子も少なくありません。
保護者の方からも、「学校へ行かせられない事に対して後ろめたさを感じなくていい」「子どもに勉強や宿題(毎日の課題)を無理やりやらせなくてもいいのでストレスが減った」等の声の方が多く聞かれます。
ただ、コロナウィルスとの戦いは長期戦になります。お子さんに何かを「やらせる」ことはとても疲れます。自分の健康と安全を守るためにどうしても必要な事にフォーカスし、長期戦に備え疲れすぎないように自ら選択することが必要です。
今やるべきことは一人一人がコロナウイルスと向き合い、家でできることのレベルアップです。
お子さまで言うと片付けであったり、習い事の技術の習得。限られてはいますがやれることはあると思います。
このような状況だからこそ親子で乗り越えていきましょう!!
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