記憶力について

本日は記憶力をアップする方法を書きます。

子供の頃は特に何かと覚えることが沢山あります!

何回言っても覚えられない、すぐに忘れてしまう等の悩みがある人は参考にしてみてください!

記憶力がアップすれば、仕事や学業におけるさまざまなシーンで生かされます。仕事の手順の暗記、試験に向けての勉強、人前での発表に向けての原稿の暗記。記憶力が必要とされる場面が幾度となく現れますよね。あなたは、記憶は得意ですか?

普段の過ごし方を少し工夫するだけで、記憶力はアップさせられます。今回は、記憶力をアップさせる方法について紹介します。

記憶力とは

記憶力をアップさせる方法を紹介する前に、まずは「記憶力」について説明します。そもそも記憶は「今日の朝食に何を食べたか」というように数時間から数日で消えていってしまう短期記憶と、幼い頃に先生から怒られた経験のように何年経っても忘れない長期記憶の2種類に大きく分けられます。よって、長期記憶を数多く作り出せる人が記憶力が良い人ということになりますね。

ここで重要なのが、長期記憶は短期記憶から作られるということです。自然科学研究機構生理学研究所の柿木隆介教授によれば、私たちが長期記憶を形成する際、脳内の中心に位置する海馬という領域では、必要な短期記憶と必要のない短期記憶が振り分けられ、必要な短期記憶の情報だけが長期記憶へと変換されているのだそうです。

つまり、脳の海馬がよく働き、短期記憶を長期記憶へと効率的に変換できる脳が、記憶力が良い脳だと考えられます。次は、記憶力がアップする習慣を5つ紹介します。

①よく噛んで食べる

記憶力がアップする習慣の1つ目は、よくかんで食事をすることです。 よく噛むと、コレシストキニン(CCK)が分泌されると伝えています。

このCCKについては以前から、海馬が含まれる領域である、中枢神経系の活性化作用が報告されていました。そして、アイオワ州立大学の研究では、CCKレベルが高いほど「記憶スコア」が改善されるなど、記憶力をアップする効果が見出されたそうです。

忙しいと、食事をしっかりとかんで食べる機会は減ってしまいます。しかし、そういうときほど、よくかむことを意識し、記憶力をアップさせましょう。

②タンパク質をとる

記憶力がアップする習慣の2つ目は、タンパク質を摂取することです。先ほど述べたとおり、CCKレベルが高いほど、記憶力がアップする効果が見られています。そして、このCCKレベルは、タンパク質を摂取することによっても向上させることができるそうです。

タンパク質が十二指腸に達すると、コレシストキニン(CCK)が分泌すると説明しています。 また、脂肪やタンパク質などを食べることによって、小腸から分泌されるとあります。

勉強や仕事に忙しくなると、夜食をとることがあるかもしれません。そういう場合は、おにぎりやパンなど、炭水化物で食事を済ませがちですが、卵を食べるなど、タンパク質を取ることを意識しましょう。記憶力のアップが期待できます。

③インスリンを活性化させる

記憶力がアップする習慣の3つ目は、インスリンを活性化させることです。インスリンはすい臓で分泌され、体内血糖値を維持するホルモンです。マウス実験では、脳内でのインスリンの働きが悪くなることによってマウスの学習能力が低下した一方、インスリンを補給することによって学習能力が元に戻ったのだそう。

よって、インスリンの働きを高めることができれば、記憶力を向上させることができるかもしれないのです。では、インスリンの働きをよくするためには、どうすればよいのでしょうか?

内臓脂肪型肥満になってしまうと、インスリンの働きが徐々に悪くなります。したがって、とにかく肥満にならないよう、体重を適正にコントロールすることがインスリンの働きをよくするうえで大切です。

普段からエレベーターを使わない、ちょっとした距離は乗り物に乗らずに歩くなどのことで、特別に運動をしなくとも、肥満対策になります。記憶力をアップさせるため、ぜひ試してみてください。

④充分な睡眠をとる

ここからは、脳全体に影響がある生活習慣を紹介します。

4つ目は、十分な睡眠をとることです。睡眠には、脳が取得した情報を取捨選択し、必要な情報を記憶として定着させる役割があるからです。記憶を維持する上で最適な睡眠時間は6時間半~7時間半とされています。試験対策などで寝ずに勉強をすると、記憶力と同時に集中力も落ちるので逆効果です。

毎日充分な睡眠時間を確保するように心がければ、記憶力のアップが期待できます。

⑤座りっぱなしにならない

記憶力がアップする習慣の5つ目は、座り続けないことです。勉強などに必死になっていると、机の前に座り続けて、全く移動しないという方もいるかもしれません。

しかしながら、座り続けることは記憶力を劣化させるということが分かっているのです。

日頃から座っている時間が長ければ長い人ほど、「記憶の形成」に欠かせない脳の領域の皮質が薄くなっていたとのこと。しかも、その脳の領域と、運動強度との間には、相関関係が見られなかったそうです。

座りすぎによる記憶力の低下を防ぐには、こまめに休憩をとり、「立ったり座ったりする」機会を増やすことが大切です。

まとめ

名古屋オーシャン野球教室では、スクール内でアウトプットをして記憶の定着を行なっています。

短期記憶を長期記憶にすることが記憶定着には大切です!!!

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